今季を21勝61敗、ウェスタン・カンファレンス最下位で終えたポートランド・トレイルブレイザーズは、来季もチャウンシー・ビラップスHCの下で若手選手たちを育成し、再建を進めていくと見られている。

だが、ビラップスHCのポジションは確約されたものではないのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、NBA界隈では「ブレイザーズがビラップスHCを解雇するのでは？」といった憶測が流れているという。

ブレイザーズのゼネラルマネージャーを務めるジョー・クローニンは先日、ビラップスHCが来季も続投することを公の場で明かした。

その数日後、ブレイザーズはビラップスHCの弟であり、アシスタントのロドニー・ビラップスを解雇。

また、元NBAヘッドコーチ・オブ・ザ・イヤーのスコット・ブルックスACも解雇した。

アシスタントコーチの解雇は疑問に感じるようなことではないかもしれない。

だが、ブレイザーズはビラップスHCに事前に連絡することなくアシスタントコーチたちを解雇したというから、ビラップスHCとフロントオフィスの関係に亀裂が入る可能性は十分ある。

ビラップスHCはもし解雇されたとしてもすぐに次の仕事が見つかる見込みとされているが、果たしてブレイザーズはどのような決定を下すのだろうか？

なお、ビラップスHCはブレイザーズのヘッドコーチとして81勝165敗を記録している。