ラッセル・ウェストブルック「プレイオフの僕は100%の状態ではなかった」
昨季中のトレードでヒューストン・ロケッツに加わったラッセル・ウェストブルックには、ジェイムス・ハーデンと共にチームを牽引する働きが期待されていた。
ロケッツの目論見通り、レギュラーシーズン中はハーデンと共にチームを牽引したウェストブルック。
だが、プレイオフでは精細を欠き、ロケッツを勝利に導くことができなかった。
どんな状況においても常に前を向き、闘争心を表に出すウェストブルックだが、今季に限ってはさまざまな影響を受け、本調子でないまま戦うことを強いられたという。
ウェストブルックはオーランドでのNBAシーズンを振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
すごくフラストレーションが溜まった。
(NBAシーズン再開前に)陽性反応が出てしまい、21日間ワークアウトできなかった。
ポストシーズンではゲームのレベルを引き上げなければならない。
僕はリズムを掴むために努力した。
だが、初心に戻り、健康を取り戻さなければならない。
それが最も重要なことだ。
ウェストブルックによると、NBAシーズン再開後に負った大腿四頭筋の怪我が完全に回復しないままプレイし、100%の状態で戦うことができなかったという。
ウェストブルックは言い訳するタイプのプレイヤーではないが、今回は相当堪えたのだろう。
この結果を受け、ロケッツにウェストブルックのトレードを推奨する声も聞こえている。
だが、ウェストブルックの大型契約がネックとなり、トレードが実現する可能性は低い。
また、ジェイムス・ハーデンは「僕とラッセルをサポートできる選手を揃えなければならない」としているため、ウェストブルックは来季もロケッツのユニフォームを着てプレイするだろう。
今季は残念な結果に終わってしまったが、来季はリベンジを期待したいところだ。
なお、ウェストブルックの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | キャリアスタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 57 | 8 |
平均出場時間 | 35.9 | 32.8 |
平均得点 | 27.2 | 17.9 |
平均リバウンド | 7.9 | 7.0 |
平均アシスト | 7.0 | 4.6 |
平均スティール | 1.6 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 4.5 | 3.8 |
FG成功率 | 47.2% | 42.1% |
3P成功率 | 25.8% | 24.2% |
フリースロー成功率 | 76.3% | 53.1% |
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