今季のNBAチャンピオン最有力候補の1チームだったロサンゼルス・クリッパーズは、カンファレンスセミファイナルで敗退する結果に終わった。

デンバー・ナゲッツに3勝1敗とリードしていたものの、まさかの逆転負けを喫したクリッパーズ。

この結果を受け、クリッパーズのフロントオフィスはロスターの調整に動くと予想されるが、Bleacher Reportがある補強プランを提案した模様。

Bleacher Reportによると、インサイドのディフェンスに弱点を持つクリッパーズは、ベテランセンターのマーク・ガソルを獲得すべきだという。

イビチャ・ズバッツとモントレズ・ハレルは、特にオフェンス面で素晴らしいパフォーマンスを見せた。

だが、ニコラ・ヨキッチのようなセンターには対処できず、ジャイマカル・グリーンはサイズが不足している。

ガソルはディフェンスに定評あるベテランビッグマンであり、ヨキッチに対応できるだろう。

また、機動力はないもののアウトサイドショットをオフェンスオプションに持つことは、ポール・ジョージやカワイ・レナードにより広いスペースをもたらすことになる。

近年のNBAではアウトサイドショットを主体としたスモールラインアップが主流となっているが、プレイオフではサイズは不可欠な要素であることが証明されていると言えるかもしれない。

果たしてガソルはクリッパーズの最後のピースとなるのだろうか？

なお、今季終了後にFAになるガソルはスペイン帰国を検討していると報じられている。