モンタ・エリス「僕とドウェイン・ウェイドは同じカテゴリ」
2005年のNBAドラフト2巡目10位指名でゴールデンステイト・ウォリアーズに入団したモンタ・エリスは、NBA屈指のスコアラーに成長した。
ウォリアーズ時代は平均20得点以上をあげ、長くチームを牽引するかに思われたエリス。
だが、2009年のNBAドラフト7位指名でステフィン・カリーが入団すると、エリスはカリーの台頭に危機感を覚えたのか、ウォリアーズに「僕とカリー、どちらを選ぶ?」と迫った。
その結果、ウォリアーズはカリーを選び、エリスはミルウォーキー・バックスへ移籍。
エリスはバックスに移籍した当時、自身を偉大なNBAプレイヤーに並ぶ存在だと感じていたという。
エリスはバックスに移籍した2012年、自身について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
正直に話すと、僕は自分自身をDウェイドと同じカテゴリにいると見ている。
僕になくて彼にあったのは、彼がより勝利し、チャンピオンに2度なったことだ。
インサイドでのシューティング、アウトサイドでのシューティング、ファストブレイク、トランジション。
僕モンタ・エリスはすべてを持っているんだ。
エリスはバックスでブランドン・ジェニングスとデュオを結成し、チームのプレイオフ進出に貢献。
だが、ファーストラウンドでウェイド擁するマイアミ・ヒートと対戦し、スウィープで敗れた。
その後エリスはNBAチームを渡り歩き、インディアナ・ペイサーズでプレイした2016-17シーズンを最後にNBAから離れている。
もしエリスがカリーと共にプレイする道を進んでいたら、ウェイドと同じカテゴリで語られていただろうか?
なお、エリスのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
所属チーム | ゴールデンステイト・ウォリアーズ ミルウォーキー・バックス ダラス・マーベリックス インディアナ・ペイサーズ |
出場試合数 | 833 |
平均出場時間 | 34.8 |
平均得点 | 17.8 |
平均リバウンド | 3.5 |
平均アシスト | 4.6 |
平均スティール | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.7 |
FG成功率 | 45.1% |
3P成功率 | 31.4% |
フリースロー成功率 | 77.2% |
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