ベテランビッグマンのエネス・カンターは、先日のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍した。

カンターがブレイザーズのユニフォームを着てプレイするのは1年ぶり。

ブレイザーズでは重要なビッグマンのひとりとして活躍していただけに、彼の復帰をデイミアン・リラードも喜んだようだ。

カンターによると、トレードが報じられた直後にリラードからメッセージが届いたという。カンターのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

僕がポートランドにトレードされたあの日、デイムからメールをもらったんだ。

彼は「チャンピオンになろう」と言っていたよ。

ものすごく興奮した。

昨日はCJ（・マッコラム）に会ったのだけれど、彼もすごく喜んでくれた。

ただ、彼らだけじゃなく、他の皆も喜んでくれているよ。

彼らは僕の元チームメイト。

僕に再会したことをすごく喜んでくれたんだ。

ブレイザーズはセンターのハッサン・ホワイトサイドを放出。

来季はユスフ・ナーキッチが先発センターを務め、カンターがバックアップとしてプレイする見込みだ。

ボストン・セルティックスで出場時間が減少したカンターには、ブレイザーズでNBAキャリアを取り戻してもらいたい。

なお、カンターの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	2019-20	NBAキャリア
所属チーム	ボストン・セルティックス	ユタ・ジャズ オクラホマシティ・サンダー ニューヨーク・ニックス ポートランド・トレイルブレイザーズ ボストン・セルティックス
出場試合数	58	641
平均出場時間	16.9	21.7
平均得点	8.1	11.6
平均リバウンド	7.4	7.6
平均アシスト	1.0	0.9
平均スティール	0.4	0.4
平均ブロックショット	0.7	0.5
平均ターンオーバー	1.0	1.5
FG成功率	57.2％	54.3％
3P成功率	14.3％	28.7％
フリースロー成功率	70.7％	77.6％