ロバート・オーリー「シャキール・オニールよりアキーム・オラジュワンのほうが才能があった」
シャキール・オニールとアキーム・オラジュワンは、NBA史上最も偉大なセンターのひとりだ。
だが、オニールとオラジュワンを比較した場合、多くのNBAファンはオラジュワンよりオニールを偉大なセンターとして見るだろう。
しかし、NBAチャンピオンに7度輝いたロバート・オーリーによると、オニールよりオラジュワンのほうが優れたセンターだったという。オーリーのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
アキームのほうが良い選手だった。
支配力はシャックのほうがあったが、アキームのほうが良い選手だった。
ドリーム(オラジュワン)のほうが才能があったんじゃないかな。
シャックにはハンドリングがあったが、ハンドリングではドリームのほうが少し優れていた。
ドリームはフリースローを決めることができた。
シャックのフリースローについては僕たち全員が知っての通りだ。
それに彼(オラジュワン)にはフェイダウェイがあったしね。
“ドリームシェイク”で一世風靡したオラジュワンは、多彩なスキルを持ったビッグマンだった。
現役を引退した後も多くのNBA選手がオラジュワンに教えを請いているのは知っての通りだ。
一方、オニールにはオラジュワンほどのスキルはなかったものの、NBAのルールを変えるほど圧倒的なフィジカルを持っていた。
オラジュワンとオニールは対象的なスタイルのセンターだっただけに比較するのは難しいが、両者と共にプレイした経験があるオーリーは明確な答えを持っているのかもしれない。
なお、オラジュワンとオニールのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | H・オラジュワン | S・オニール |
---|---|---|
所属チーム | ヒューストン・ロケッツ トロント・ラプターズ | オーランド・マジック ロサンゼルス・レイカーズ マイアミ・ヒート フェニックス・サンズ クリーブランド・キャバリアーズ ボストン・セルティックス |
出場試合数 | 1238 | 1207 |
平均出場時間 | 35.7 | 34.7 |
平均得点 | 21.8 | 23.7 |
平均リバウンド | 11.1 | 10.9 |
平均アシスト | 2.5 | 2.5 |
平均スティール | 1.7 | 0.6 |
平均ブロックショット | 3.1 | 2.3 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 2.7 |
FG成功率 | 51.2% | 58.2% |
フリースロー成功率 | 71.2% | 52.7% |
コメントを残す