ミシェル・ロバーツ「12月開幕を推奨したのはNBA側だった」
昨年12月に開幕したNBA2020-21シーズンは、間もなく終幕する。
昨季に続き今季もイレギュラーなスケジュールとなり、選手たちの怪我のリスクが問題となった今季だが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは以前、短すぎるオフシーズンに言及し、怪我のリスクを懸念していた。
結果、ジェイムスの懸念は現実のものとなってしまったわけだが、NBPAのエグゼクティブディレクターのミシェル・ロバーツがこの件に言及した模様。ロバーツのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
12月開幕はリーグ側が推奨したことだった。
大きな問題は「12月にスタートできるのか?」ということだった。
私は「イエス」の回答を出さなかった。
プレイするか否かの決定を下すのは選手たちだ。
決定したことに反対の意思を表明する選手がいることについては、私は問題ないと思っている。
それは彼らが持つ絶対的な権利だ。
昨季NBAファイナルを戦ったレイカーズとマイアミ・ヒートの選手たちは、十分な休養を得られないまま2020-21シーズンを迎えることになってしまった。
2021-22シーズンは例年通り10月に開幕する予定だが、NBAファイナルでプレイし、かつ東京オリンピックに出場するフェニックス・サンズのデビン・ブッカー、ミルウォーキー・バックスのジュルー・ホリデーとクリス・ミドルトンは、疲労が抜けきらないまま来季開幕を迎えることになるだろう。
来季は選手たちに大きな怪我が起こらないことをただ祈るばかりだ。
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