NBAのタンパリングルールが拡張?
ニューヨーク・ニックスのナーレンズ・ノエルは先日、以前エージェント契約を結んでいたクラッチスポーツ社とリッチ・ポールを訴えた。
ノエルはダラス・マーベリックスと4年7100万ドルの契約交渉をしていたものの、ポールからのアドバイスを受け、410万ドルのクオリファイングオファーで1年契約にサイン。
翌年にマックス契約を狙う算段だったものの、4年7100万ドルを上回るような契約を得ることはできず、最終的には5800万ドル程度を獲得するチャンスを失ったと報じられている。
この問題はノエルとクラッチスポーツ社だけでなく、NBA全体に波及するかもしれない。
hoopsrumors.comによると、NBAはこの問題を受け、タンパリングルールをエージェントにも適用する可能性があるという。
現在、選手やコーチたちが他のNBAチームに所属する選手を公の場で勧誘することは認められていない。
だが、このルールはエージェントに適用されておらず、現場ではエージェントがリクルート活動に精を出していると報じられている。
もしタンパリングルールがエージェントにも適用されることになれば、現役エージェントたちは仕事の方法を見直さなければならないかもしれない。
いずれにせよ、ノエルの訴訟はNBAの裏事情に一石を投じたと言えそうだ。
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