ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは、NBA史上最も偉大なスコアラーのひとりだ。

それゆえに若いNBA選手たちの中にはデュラントを見て育った者もいる。

ニューオーリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラムは以前、デュラントのプレイスタイルを参考にし、模倣しようとしていることを明かしたが、デュラントは若手NBA選手たちからこういった言葉を聞くたびに「歳を取ってしまった」と感じているという。

デュラントは自身について以下のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

僕はダーマー・ジョンソンやジョナサン・ベンダーのような男たちを見てきた。

初期のジャーメイン・オニールやKG（ケビン・ガーネット）、ラシード・ウォーレス、テイショーン・プリンスも見ていた。

僕はたくさんの男たちを見て、自分なりにアレンジして取り入れようとしていた。

つまり、今の若手たちも同じようなことをやっているということだ。

他の男たちが「若い頃に君を見ていた」と言っているのを見ると、僕も「若い頃に君を見ていた」と誰かに言っていたんじゃないかなと思う。

ほろ苦く感じることもあるよ。

なぜなら、僕が歳を取ってしまったということだからね。

NBAキャリア14年目のデュラントは今もリーグ最高の選手のひとりだ。

つまり、デュラントを見て育つ子供はまだまだ増えるに違いない。

多くのNBA選手がマイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントを見て育ったと語っているように、10年後は多くのNBA選手がデュラントへの憧れを口にすることになるだろう。

なお、デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	20	904
平均出場時間	35.8	36.7
平均得点	28.6	27.1
平均リバウンド	7.5	7.1
平均アシスト	5.6	4.2
平均スティール	0.7 （キャリアワーストタイ）	1.1
平均ブロックショット	0.7 （キャリアワーストタイ）	1.1
平均ターンオーバー	3.0	3.1
FG成功率	53.9％ （キャリアハイ）	49.5％
3P成功率	38.9％	38.4％
フリースロー成功率	86.3％	88.2％