ロサンゼルス・クリッパーズとポートランド・トレイルブレイザーズの間で間もなくトレードが成立する模様。

ESPNの記者によると、クリッパーズはこのトレードでノーマン・パウエルとロバート・コビントンを獲得し、エリック・ブレッドソー、ジャスティス・ウィンズロー、キーオン・ジョンソン、デトロイト・ピストンズ経由の2025年NBAドラフト2巡目指名権をブレイザーズに放出するという。

The Clippers are trading Eric Bledsoe, Justise Winslow, Keon Johnson and future second-round pick to the Trail Blazers for Norman Powell and Robert Covington, sources tell ESPN.

— Adrian Wojnarowski (@wojespn) February 4, 2022

クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCは現地3日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦を終えた後、NBAオールスターのカワイ・レナードが今季を全休する見込みであることを明かした。

また、ポール・ジョージの復帰目途も立っていないため、エース2人を欠くクリッパーズはスコアリングとディフェンスをアップグレードするためにトレードに踏み切ったと見られている。

パウエルは昨年8月にブレイザーズと5年9000万ドルの契約を結んだばかりであるため、クリッパーズはパウエルを長期的な戦力として見ている可能性が高い。

なお、パウエルはトロンと・ラプターズ時代にレナードおよびサージ・イバカと共にNBAタイトルを勝ち取った経験がある。

このトレードが正式に成立すればクリッパーズのロスターには1枠空きが生じるため、2ウェイ契約中のアミール・コフィーとスタンダード契約を結ぶと噂されている。

パウエルとコビントンの今季のスタッツは以下の通りだ。

–	N・パウエル	R・コビントン
出場試合数	40	48
平均出場時間	33.3	29.8
平均得点	18.7 （キャリアハイ）	7.6
平均リバウンド	3.3	5.7
平均アシスト	2.1 （キャリアハイ）	1.4
平均スティール	1.0	1.5
平均ブロックショット	0.4 （キャリアハイタイ）	1.3
平均ターンオーバー	1.6	1.2
FG成功率	45.6％	38.1％ （キャリアワースト）
3P成功率	40.6％	34.3％
フリースロー成功率	80.％	83.3％