デロンテ・ウェストが物乞いの理由について「子供たちのためにやらないと」
元NBA選手のデロンテ・ウェストは先日、ハイウェイで物乞いをしていたと報じられた。
ウェストは古巣ダラス・マーベリックスのオーナーであるマーク・キューバンの助けを借りて施設でリハビリに励み、ビッグ3リーグのトライアウトに参加するまでに回復。
見事トライアウトを通過し、ビッグ3リーグのドラフトに参戦する資格を得たわけだが、残念ながらどのチームからも指名されなかった。
ウェストによると、ドラフトで指名されず食い口を失ってしまったため、家族を養うために物乞いをしていたという。ウェストのコメントをtmz.comが伝えている。
僕には子供がいる。
今は仕事を探しているところだ。
人々に助けてもらうこともできるが、君たちも知っての通り、大人の男として子どもたちのためにやらなければならないんだ。
ウェストによると、NBAでプレイした経験を活かし、将来的にはNBAチームのコーチングスタッフとして働くことを望んでいるという。
僕は常に大好きなゲームに関わっている。
昨年はダラス・マーベリックスでスカウトを、その前の3年間はボストン・セルティックスでNBAスカウトとして働いていた。
今季はNBAでヘッドコーチ、もしくはアシスタントコーチとして働くことを楽しみにしていた。
これはたくさんの人々が携わっていて、僕が携わりたいビジネスなんだ。
ウェストにNBAチームからコーチやスカウトの仕事のオファーが届くかは分からない。
だが、一度は地に落ちたウェストに光が射しているのは良い兆候と言えるだろう。
なお、ウェストはビッグ3リーグのドラフトで指名されなかったことについて、次のように語った。
才能ある選手がすごくたくさんいた。
だから指名されなかったのは理解できる。
だが、チャンスを与えてもらったことには感謝している。
あのチャンスをもらえたことがすごく嬉しかったんだ。
来季も挑戦するよ。
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