NBAからGリーグへの降格制度は実現する?
NBAコミッショナーのアダム・シルバーは先日、タンキングを防ぐためにレギュラーシーズンワースト1位、もしくはワースト1位と2位のチームをGリーグに降格させ、Gリーグの首位、もしくは1位と2位のチームをNBAに昇格させる案を検討したことを明かした。
だが、少なくともこの案が実現する可能性は低いようだ。
シルバーはNBAからGリーグへの降格制度について、次のようにコメントしたという。ESPNが伝えている。
(降格制度は)我々のビジネスモデルを崩壊させると思う。
もしGリーグから2チームを昇格させたとしても、NBAで戦えるだけの力はないだろう。
タンキングについては、我々は目を光らさなければならない。
だが、ドラフトは原則として良いシステムだ。
一世一代の選手が現れるであろう時は、特こうなるんだ。
シルバーが名を出すことはなかったが、NBAドラフト1位最有力候補のビクター・ウェンバニャマはフランチャイズの未来を一変させる力があるとされる逸材だ。
多くのNBAチームがウェンバニャマを狙っており、特に下位にとどまっているNBAチームにとっては喉から手が出るほど欲しい選手だろう。
シルバーによると、タンキングを防ぐために他の案を検討しているというが、ウェンバニャマのような天才が現れる場合、よほど大きな処分でない限り各NBAチームはあらゆる手段を尽くして勝ち取りにいくに違いない。
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