パウ・ガソルが近年のNBAゲームに懸念「ディンフェスが失われてしまった」
今季のNBAではクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェルとポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが71得点を記録するなど、高得点を記録する選手が多く出ている。
近年のNBAゲームはオフェンスに有利なルールとなっているため、これからも高得点を記録する選手が現れるだろう。
だが、NBAレジェンドのパウ・ガソルはバスケットボールというスポーツにおいて好ましいこととは思っていないようだ。
ガソルは近年のNBAゲームについて次のように指摘。fadeawayworld.netが伝えている。
ディフェンスが失われてしまった。
バスケットボールの本質が失われてしまったように思う。
バスケットボールの本質とは、チームとしてプレイすることだ。
ポゼッションして8秒以内にショットを撃つと、ベンチに下げられたものだ。
多くのNBAファンはスコアリングに興奮を感じるため、NBAがオフェンスに有利なルールを敷いているのは成功と言えるかもしれない。
また、ゴールデンステイト・ウォリアーズのようにチャンスがあればすぐにシュートを撃つスタイルが主流となり、スコアリングの機会はますます高まっている。
NBAはこれからもゲームをより魅力的なものにするためにさまざまな調整を加えるだろうが、一昔のNBAでプレイした選手たちは物足りなさを感じながら観戦することになりそうだ。
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