レイカーズのこの夏の3つのベストシナリオとは?
ロサンゼルス・レイカーズはシーズン中のトレードで元NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックなど数選手をトレードで放出し、八村塁、ディアンジェロ・ラッセル、ジャレッド・バンダービルト、マリク・ビーズリー、モー・バンバ、ダボン・リードを獲得した。
今季がどのような結果になるか分からないが、キャップスペースに余裕が生まれるレイカーズがこの夏にロスターをどう調整するのか注目が集まるところだ。
では、現時点ではどのようなシナリオが想定されるのだろうか?
fadeawayworld.netによると、以下に挙げる3つのシナリオが想定されるという。
主力全員をキープ
レイカーズでこの夏にFAになる、もしくはFAになる可能性がある選手は、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、マリク・ビーズリー、八村塁、トロイ・ブラウンJr、ウェニエン・ゲイブリル、デニス・シュルーダー、ロニー・ウォーカーだ。
レイカーズとラッセルは再契約に関心を持っており、長期契約を結ぶ可能性があると噂されている。
また、市場価値が高まっているオースティン・リーブスとは5000万ドル程度の長期契約を結ぶと見られている。
一方、マリク・ビーズリーの来季の契約はチームオプションであり、レイカーズはオプションを行使してビーズリーをキープする見込みだ。
八村についてはラッセルとリーブスの契約が大きく影響すると見られているが、レイカーズは1年あたり1000万ドル程度での再契約を望んでいると報じられている。
彼らに加え、シュルーダー、ウォーカー、ブラウンJrとチームフレンドリーな契約を結ぶことができれば、レイカーズはケミストリーをいちから構築することなく、来季をスムーズにスタートさせることができるだろう。
カイリー・アービングとザック・ラビーンをサイン&トレードで獲得
先日のトレードでダラス・マーベリックスに移籍したカイリー・アービングは、この夏にFAになる。
マブスはアービングとの再契約を望んでいるというが、アービングが受け入れるかは分からない。
レイカーズは以前からアービングの移籍先最有力候補に挙がっており、この夏もアービング獲得に動く可能性は十分にある。
その場合、ディアンジェロ・ラッセルをトレード要員とする。
もしアービングがマブス以外のNBAチームとの契約を望む場合、マブスはドンチッチと並んでプレイできるボールハンドラーを獲得すべく、サイン&トレードでアービングを放出する可能性がある。
ラッセルはアービングほどオフェンシブな選手ではないが、ドンチッチをサポートすることができるだろう。
一方、ラビーンをトレードで獲得するためには、複数の主力選手を放出しなければならない。
レイカーズはリーブス、八村、ビーズリー、2029年のNBAドラフト1巡目指名権をセットにし、サイン&トレードでラビーンを獲得することができる。
もしアービングとラビーンを獲得することができれば、来季はアービング、ラビーン、ジャレッド・バンダービルト、レブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビスがスターターとしてプレイするだろう。
デイミアン・リラードをトレードで獲得
ポートランド・トレイルブレイザーズのNBAオールスターポイントガード、デイミアン・リラードは、おそらく自らトレードを要求することはないだろう。
だが、ブレイザーズが本格再建に着手する場合、リラードをトレードで放出する可能性がある。
その場合、レイカーズはラッセル、リーブス、八村、2029年のNBAドラフト1巡目指名権をパッケージとし、サイン&トレードでリラードを獲得することができる。
リラードを獲得することができれば、レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスのオフェンスの負担は確実に軽くなるだろう。
いずれにせよ、今年夏のレイカーズにはますます注目が集まることになりそうだ。
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