マーカス・スマートがトレードにショックを受ける
ボストン・セルティックスは現地21日、2021-22シーズンにNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞したマーカス・スマートをメンフィス・グリズリーズにトレードで放出した。
スマート、デリック・ホワイト、マルコム・ブログドン、ペイトン・プリチャードとガード選手を豊富に抱えていたセルティックスは彼らのうち少なくともひとりをトレードで放出すると見られていたが、先発ポイントガードのスマートをトレード要員にしたことに驚いたNBAファンは少なくないだろう。
スマート自身もまさかトレードされるとは思ってもみなかったのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、スマートはセルティックスからトレードされたことを知った後、周囲の人に「パンチを食らった気分」、「ものすごくショックだ」などと漏らしていたという。
2014年のNBAドラフト6位でセルティックスに入団し、NBAキャリア9年をセルティックスに捧げてきたスマートは、ボストンをひどく愛し、セルティックスの一員として引退することを望んでいた。
スマートは気持ちを切り替え、メンフィス・グリズリーズの一員としてチームを引き上げることに焦点を移しているというが、リーダーシップと激しい闘争心を持つスマートは若いグリズリーズの選手たちにとって心強いチームメイトになるに違いない。
なお、セルティックスの動きはこれで終わらず、今後もロスター強化に取り組み続けると報じられている。
スマートの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 61 | 581 |
MP | 32.1 | 30.0 |
PTS | 11.5 | 10.6 |
TRB | 3.1 | 3.5 |
AST | 6.3 (キャリアハイ) | 4.6 |
STL | 1.5 | 1.6 |
TO | 2.3 | 1.9 |
FG% | 41.5% | 38.6% |
3P% | 33.6% | 32.3% |
FT% | 74.6% | 77.7% |
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