チェット・ホルムグレン「復帰するには何百万ものハードルを乗り越えなければならない」
昨年のNBAドラフト2位でオクラホマシティ・サンダーに入団したチェット・ホルムグレンは、昨年夏のプロアマゲームでレブロン・ジェイムスと接触した時に右足リスフラン関節を損傷し、ルーキーシーズン全休を余儀なくされた。
そのホルムグレンがサマーリーグで実戦に復帰。
勘の鈍りがあったのか、サマーリーグ4試合で平均3.8ターンオーバーを喫したものの、平均16.5得点、3.5ブロックショットを記録するなど、存在感を放った。
だが、ホルムグレンはNBAで戦うにはまだ不足していると感じているのかもしれない。
ホルムグレンは自身の状態について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
コンディショニング面について言うと、復帰までのプロセスで何百万ものハードルを乗り越えなければならない。
1年間試合に出場することができなかったから、自分の状態を確認するのは本当に難しい。
その点については間違いなく取り組み続けなければならない。
トレーニングキャンプが始まるまでに準備を整える。
シーズンゲームで戦えるシェイプになる準備はできると思うよ。
サンダーは来季、素晴らしいルーキーシーズンを送ったジェイリン・ウィリアムスを5番のポジションで、ホルムグレンを4番のポジションで先発起用すると見られている。
ウィリアムスが強靭なフィジカルを持っている一方で、ホルムグレンはフィジカルに弱みがあるため、ホルムグレンを4番で起用することにより接触による怪我のリスクも軽減することもできるだろう。
圧倒的なサイズとウィングスパンを持つサンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバニャマに注目が集まる中、ウェンバニャマと同じくサイズとウィングスパンがあるホルムグレンが衝撃のNBAデビューを飾ることを期待したいところだ。
なお、ホルムグレンのラスベガスとソルトレイクシティでのサマーリーグのスタッツは以下の通りとなっている。
– | UTA | MEM | DAL | IND |
---|---|---|---|---|
MP | 29 | 31 | 30 | 30 |
PTS | 15 | 10 | 16 | 25 |
TRB | 9 | 11 | 10 | 9 |
AST | 2 | 1 | 3 | 2 |
STL | 0 | 2 | 1 | 1 |
BLK | 4 | 3 | 2 | 5 |
TO | 3 | 6 | 2 | 4 |
FG% | 42.9% (6/14) | 37.5% (3/8) | 50.0% (5/10) | 60.0% (9/15) |
3P% | 0% (0/1) | 0% (0/4) | 25.0% (1/4) | 0% (0/2) |
FT% | 50.0% (3/6) | 100% (4/4) | 62.5% (5/8) | 87.5% (7/8) |
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