ステフィン・カリー「ロードマネジメントが議論されていることは知っている」
近年のNBAでは主力選手の健康を維持するために故意に休ませる、いわゆる「ロードマネジメント」が取り入れられている。
高いチケットを購入したNBAファンにとって、ロードマネジメントは簡単に受け入れられるようなものではないだろう。
一方、選手にとってはより健康な状態でプレイし、NBAキャリアの延命につながる可能性があるなど、恩恵も少なくない。
では、NBAを代表するスーパースターのステフィン・カリーはロードマネジメントについてどう考えているのだろうか?
カリーは賛否両論あるロードマネジメントについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
ロードマネジメントが議論されていることは知っている。
その多くは「選手たちが82試合プレイしたがっていない」という観点からのストーリーだ。
それは違うんじゃないかな。
この世界には賢く、プロ意識があり、よく研究している人々がいる。
彼らはアスリートたちが今だけでなく、この先何年もプレイし、ハイレベルでパフォーマンスできるように考えてくれている。
だからこそ、僕は15年目に入る今がこれまで以上にフレッシュだと感じているんだ。
カリーにとってのロードマネジメントとは、ただ身体を癒やすために試合を欠場するものではなく、身体を守り、最大限の成功を手にし、NBAキャリアを伸ばすためのものだという。
おそらくロードマネジメントの議論が決着することはないだろう。
NBAコミッショナーのアダム・シルバーもロードマネジメントが議論されていることについては認識しているというが、選手とファンにとってウィンウィンとなる施策が出ない限り、ロードマネジメントを取り入れるか否かは各チームと選手の判断に委ねられることになりそうだ。
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