トレイシー・マグレディ「僕の才能は偉大なNBA選手たちより上だった」
トレイシー・マグレディはNBA史上最も偉大なスコアラーのひとりだ。
そのマグレディが先日、彼がNBAレジェンドのコービー・ブライアントに匹敵する才能を持っていたと語った。
それによりNBAファンから批判されることになったわけだが、マグレディの自信は変わらないようだ。
マグレディによると、彼がブライアントと同じような成功を収めることができなかったのは、環境に違いがあったからだという。マグレディのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
他の人々がどう考えているかは関係ない。
才能について話をするなら、僕の才能のレベルはこのゲームをプレイした偉大な選手たちより間違いなく上だ。
僕はシャック(シャキール・オニール)と一緒にプレイしなかった。
僕はレブロン(・ジェイムス)と一緒にプレイしなかった。
ヤオ(・ミン)は僕の最高のチームメイトだったが、僕たちは健康を維持することができなかったんだ。
僕はチャンピオンシップチームでプレイしたことが一度もなかった。
だが、才能のレベルで話をするなら、それに疑問を持ったり否定したりすることはできない。
ブライアントはNBAチャンピオンに5回輝き、オールNBAチームに15回、オールディフェンシブチームに12回選出された実績を誇る。
一方のマグレディはNBAプレイオフを勝ち進むことができず、マグレディがNBAプレイオフ・ファーストラウンドを初めて突破したのはサンアントニオ・スパーズに所属した2013年。
当時のマグレディはすでに全盛期を終えており、NBAプレイオフ前にスパーズと契約するまで中国でプレイしていた。
マグレディが並外れた才能の持ち主だったのは間違いないだろうが、今回の発言によりしばらく厳しい目を向けられることになりそうだ。
なお、マグレディとブライアントのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | T・マグレディ | K・ブライアント |
---|---|---|
G | 938 | 1346 |
MP | 32.7 | 36.1 |
PTS | 19.6 | 25.0 |
TRB | 5.6 | 5.2 |
AST | 4.4 | 4.7 |
STL | 1.2 | 1.4 |
TO | 2.2 | 3.0 |
FG% | 43.5% | 44.7% |
3P% | 33.8% | 32.9% |
FT% | 74.6% | 83.7% |