デイミアン・リラードがブレイザーズのトレーニングキャンプに参加か?
NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードがポートランド・トレイルブレイザーズにトレードを要求してからしばらく経つ。
リラードは昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートへのトレードを望んでおり、ヒートもリラード獲得を切望しているというが、ブレイザーズの高い要求にヒートは応じず、トレード交渉は現在膠着中だ。
だが、もしトレードが実現しなかったとしても、リラードは最低限の責任は果たそうと考えているのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、リラードはトレードが実現しなかった場合、ブレイザーズのトレーニングキャンプに参加する見込みだという。
もしトレーニングキャンプを欠席した場合、リラードはサラリーの一部を失ってしまう。
リラードにとっては、それもトレーニングキャンプ参加の大きな理由となるだろう。
NBAは先日、リラード陣営と各NBAチームに対し、「特定のチームでのみでプレイしたい思わせる発言をした場合、処分の対象になる可能性がある」と通知した。
しかし、リラードがヒート以外のNBAチームへのトレードを望んでいないのはすでに周知されていることもあり、前NBAコミッショナーのデイビッド・スターンがクリス・ポールのロサンゼルス・レイカーズへのトレードを認めなかったように、「アダム・シルバーも同じ手を打つのでは?」との憶測が広がっている。
だが、シルバーは静観する見込みであり、すべてチームに任せると報じられている。
つまり、ヒートもしくはブレイザーズが妥協しない限り、リラードの去就が決まることはなさそうだ。