シャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールは、これからのNBAを牽引していくであろう若手有望株のひとりだ。

だが、「メロ」の愛称で親しまれているボールがコート上でカーメロ・アンソニーの3本の指を立てて頭に当てるセレブレーションを披露した時、主にアンソニーファンから批判される事態となってしまった。

当時は「ラメロ・ボールをメロのニックネームで呼ぶべきではない」と主張したNBAファンもいたが、アンソニーはむしろ喜んでいるようだ。

アンソニーは先日、ラメロ・ボールが「メロ」と呼ばれていることについて感想を求められると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。

すごく良いと思うよ。

人々は僕が嫌な思いをすると考えていたよね。

僕は彼のところに行き、こう伝えた。

「NBAへようこそ。ドラフトおめでとう。君にはこのニックネームを受け継いでほしい。君に背負ってほしい。君がやってくれるだけで、僕は生き続けることができる。ありがとう！」とね。

また、「僕は息子と同じように君をサポートする。なぜなら、これが何を意味するかを僕は知っているからね。君に悪い感情はないよ。君はメロと呼ばれたいのかい？それなら僕は君をメロと呼ぼう」と伝えたんだ。

そう語ったアンソニーだが、彼の全盛期を見てきたNBAファンは、彼を「メロ」と呼び続けるだろう。

その一方で、アンソニーの全盛期を知らないNBAファンにとっては、「メロ」はラメロ・ボールとなるだろう。

いずれにせよ、メロのニックネームはこうやって受け継がれているのかもしれない。