カナダ代表HCがブラジル代表戦敗戦を受け主力NBA選手たちを叱責「仕事をしなかった」
NBAオールスターガードのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーを筆頭に、NBAで活躍する選手を豊富に擁するカナダ代表は、FIBAバスケットボールワールドカップのグループステージファーストラウドで圧倒的な力を発揮し、セカンドラウンドに進出した。
だが、セカンドラウンド初戦となるブラジル戦では力を発揮することができず、まさかの逆転負け。
カナダ代表を指揮するジョルディ・フェルナンデスHCによると、ギルジアス・アレクサンダーなど主力NBA選手たちが仕事をしていなかったという。フェルナンデスHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
シェイはスコアリングし、プレイメイクしなければならない。
彼はそれをしなかった。
選手をひとりひとり挙げることができる。
ケリー(・オリニク)はプレイメイクし、リバウンドし、効率的にスコアリングしなければならない。
彼はそれをしなかった。
RJ(・バレット)はコートを走り、効率的にスコアリングし、ディフェンスしなければならない。
彼はそれをしなかった。
ブラジルに逆転負けを喫したカナダにとって、このワールドカップは来年夏のパリオリンピック出場権をかけた戦いでもある。
もしカナダ代表がセカンドラウンド2試合目のスペイン戦を落とした場合、ブラジル代表が自動的にグループ首位で決勝トーナメントに進出する。
つまり、ブラジル代表がパリオリンピック出場権を獲得する可能性が高くなる。
果たしてカナダ代表はバウンスバックして強豪スペインに勝利し、この大会でパリオリンピック出場を決めることができるだろうか?
なお、カナダ、ブラジル、スペイン、ラトビアが入っているグループLを突破したチームは、決勝トーナメント1回戦でデニス・シュルーダー擁するドイツ、もしくはルカ・ドンチッチ擁するスロベニアと対戦する。