カナダ代表HCが退場処分のディロン・ブルックスを叱責「もっと改善しないと」
カナダ代表の一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場しているヒューストン・ロケッツのディロン・ブルックスは、日本時間6日に行われたスロベニア代表との決勝トーナメント1回戦でテクニカルファウルを2度コールされ、退場を余儀なくされた。
ブルックスはオフェンスに課題があるものの、ディフェンスにおいてはカナダ代表に不可欠なひとりだ。
そのため、カナダ代表が金メダルを勝ち取るためにもブルックスは感情をコントロールする必要があるのかもしれない。
カナダ代表を指揮するジョルディ・フェルナンデスHCは試合後、ブルックスについて次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
彼はもっと改善しなければならない。
我々にはコートでプレイする彼が必要だ。
退場させられるべきではない。
チームとしてもっと冷静に対処しなければならない。
ディロン・ブルックスとルー・ドートはこの大会において最高のペリメーターディフェンダーだと思う。
今日は胸を使い、手を見せ、フルコートでプレッシャーをかけた。
ディフェンスのクリニックのようだった。
もしそう思っていないなら、君たちはバスケットボールが好きではないということだ。
ブルックスはこの日、3本の3ポイントを含む14得点を記録するなど、オフェンスでも貢献した。
おそらくブルックスが感情を抑えることはないだろうが、やはり金メダルを勝ち取るためにもテクニカルファウルは抑えたいところだろう。
なお、ブルックスのワールドカップのスタッツは以下の通りとなっている。
– | FRA | LBN | LAT | BRA | ESP | SLO |
---|---|---|---|---|---|---|
MP | 26 | 21 | 23 | 23 | 27 | 28 |
PTS | 12 | 10 | 6 | 2 | 22 | 14 |
TRB | 4 | 0 | 2 | 2 | 5 | 3 |
AST | 1 | 3 | 4 | 2 | 2 | 3 |
STL | 1 | 2 | 3 | 0 | 1 | 1 |
BLK | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
TO | 1 | 3 | 1 | 0 | 3 | 2 |
PF | 3 | 0 | 4 | 4 | 4 | 4 |
FG% | 83.3% (5/6) | 80.0% (4/5) | 33.3% (2/6) | 0% (0/3) | 66.7% (8/12) | 71.4% (5/7) |
3P% | 50.0% (1/2) | 100% (2/2) | 20.0% (1/5) | 0% (0/1) | 100% (3/3) | 60.0% (3/5) |
FT% | 50.0% (1/2) | – | 50.0% (1/2) | 100% (2/2) | 100% (3/3) | 50.0% (1/2) |
+/- | +33 | +32 | +12 | -1 | +13 | +8 |