ミカル・ブリッジズは劇的同点弾を沈めるも「僕たちはリズムを失っていた」
NBAで活躍する若手選手たちを集めたチームUSAには、FIBAバスケットボールワールドカップで金メダルが期待されていた。
だが、準決勝でドイツ代表に敗れると、3位決定戦ではカナダ代表に敗れ、ワールドカップ2大会連続でメダルを逃す結果となってしまった。
レギュレーション終了直前に難しい3ポイントを沈め、オーバータイムに持ち込んだミカル・ブリッジズによると、チームUSAはリズムを掴むことができなかったという。
ブリッジズはカナダ代表との3位決定戦を振り返り、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
(レギュレーション最後の3ポイントまでのプレイについて)コーチにフリースローをわざと外せと言われていたんだ。
僕は正しくミスしようとした。
すると、レーンが空き、リバウンドを取ることができたんだ。
ただの敗北ではない。
僕たちのディフェンスは十分ではなかった。
リズムを失ってしまった。
痛い敗北だ。
ブリッジズによると、チームUSAから再び誘われたとしても、断ることは絶対にないという。
僕が「ノー」と言うことは絶対にないと思う。
選ばれるのは光栄なことだ。
結果がどうあれ、この6週間はかけがえのない時間だった。
最も大きいのは、関係性を築いたということさ。
それが僕が得たものだ。
今回の結果を受け、チームUSAのメンバー選考を批判するファンは増えるだろう。
だが、バスケットボールで最も大きな国際大会はオリンピックだ。
前回のワールドカップを7位で終えたチームUSAが東京オリンピックで金メダルを勝ち取ったように、パリオリンピックでも金メダルを獲得し、バスケットボール大国であることを証明するに違いない。
なお、カナダ代表との3位決定戦のブリッジズのスタッツは以下の通りとなっている。
– | カナダ戦 |
---|---|
MP | 35:52 |
PTS | 19 |
TRB | 9 |
AST | 4 |
STL | 2 |
BLK | 0 |
TO | 3 |
FG% | 50.0% (6/12) |
3P% | 50.0% (3/6) |
FT% | 66.7% (4/6) |
+/- | -14 |