ロケッツのGMがディロン・ブルックスのワールドカップでの活躍を喜ぶ「彼が優れた選手であることほぼ全世界が認めた」
このオフシーズン中にヒューストン・ロケッツに移籍したディロン・ブルックスは、カナダ代表の一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場し、カナダのバスケットボール史上初となるワールドカップ銅メダル獲得に貢献した。
NBA選手たちを擁するチームUSAとの3位決定戦では7本の3ポイントを含む39得点を記録し、カナダ代表を勝利に導いたブルックス。
ロケッツのフロントオフィスもブルックスのワールドカップでの成功を喜んでいるようだ。
ロケッツのゼネラルマネージャーを務めるラファエル・ストーンは、カナダ代表の銅メダル獲得に貢献したブルックスについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕も嬉しいよ。
我々は彼があのようなプレイができるからこそ契約を考えていた。
だから驚くようなことではない。
だが、素晴らしかった。
僕が覚えているどの選手よりも、彼には奇妙で間違ったストーリーがある。
この1週間を通して、彼が本当に優れたバスケットボールであることをほぼ全世界が認めたんじゃないかな。
彼は毎日、すべてのポゼッションで戦った。
彼は常に準備できている。
過去数ヶ月間の彼は批判を浴びた。
それを考えると面白いよね。
人々は彼が本当に優れた選手であることに気付くだろう。
最も重要なのは、彼が全力で戦い続けているということだ。
我々は間違いなく彼を気に入っている。
彼は我々が期待していたプレイを見せてくれた。
彼の合流を本当に楽しみにしている。
ブルックスは昨季のパフォーマンスを受け、「NBAチームからオファーは来ない」、「台湾でプレイしろ」などといった批判や皮肉を浴びていた。
だが、ロケッツはブルックスに4年8600万ドルの契約をオファーした。
ブルックスは少なくともこのワールドカップでNBA選手であること、4年8600万ドル契約に値することを証明したと言えるだろう。
ワールドカップでのパフォーマンスをNBAでも続けることができれば、ブルックスは改めて評価されるに違いない。
なお、ブルックスのワールドカップのスタッツは以下の通りとなっている。
– | ワールドカップ |
---|---|
G | 8 |
MP | 27.0 |
PTS | 15.1 |
TRB | 2.9 |
AST | 2.6 |
STL | 1.3 |
TO | 1.6 |
FG% | 59.4% |
3P% | 58.8% |
FT% | 79.2% |