マジックのジャマール・モズリーHC「フランツ・バグナーは22歳の体をした40歳」
2021年NBAドラフト8位選手のフランツ・バグナーは、ルーキーシーズンからスターターとしてプレイしている。
おそらく今後長くオーランド・マジックを牽引するだろうが、NBAで成功を収めるためにはまだたくさんのことに取り組まなければならないだろう。
だが、マジックを指揮するジャマール・モズリーHCは、バクナーにはNBAで成功できるツールが揃っていると感じているのかもしれない。
ドイツ代表の一員としてFIBAバスケットボールワールドカップで金メダルを獲得したバグナーについて、モズリーHCは次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
我々はフランツに何ができるか知っている。
人々は(ワールドカップで)それを垣間見たんじゃないかな。
彼をドラフトして以来、我々は彼の高いバスケットボールIQ、努力家であること、ゲームへの情熱、細部への注意力について話し合ってきた。
彼はそれらすべてのピースを持ち合わせている。
僕は彼にこんなジョークを言っているんだ。
「君は22歳の身体を持った40歳だ」とね。
彼はゲームを異なる視点で見ていて、細かいところにも注意を払っている。
それだけでなく、人々のことも大切に思っているんだ。
(ワールドカップで)僕が見たのは、ディフェンス能力だった。
フランツのスイッチングは素晴らしかった。
彼がここに戻ってきた時、それが最も大きな鍵になるんじゃないかな。
彼ら(バグナーとパオロ・バンケロ)のディフェンス能力を見ることができて、すごく嬉しかった。
我々の能力はそれによってさらに高まるだろう。
マジックはこのオフシーズン中にロスターをほとんど動かさなかった。
モズリーHCによると、マジックは「継続性、喜び、一体感、根性」を重要視しており、それらが構築されれば勝利は後からついてくるという。
昨季は34勝48勝を記録し、勝率5割に着実に近づいているマジック。
ワールドカップで大成功を収めたバグナーはその経験をマジックに還元し、チームの成長に貢献することだろう。
なお、バグナーの2021-22シーズンと昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | 2022-23 |
---|---|---|
G | 79 | 80 |
MP | 30.7 | 32.6 |
PTS | 15.2 | 18.6 |
TRB | 4.5 | 4.1 |
AST | 0.9 | 1.0 |
STL | 0.9 | 1.0 |
TO | 1.5 | 2.1 |
FG% | 46.8% | 48.5% |
3P% | 35.4% | 36.1% |
FT% | 86.3% | 84.2% |