レイカーズがバディ・ヒールドをトレードで獲得しない?できない?理由とは
NBA屈指のシューターであるバディ・ヒールドは先日、インディアナ・ペイサーズとトレード先を探すことで合意したと報じられた。
NBAキャリアを通して精度の高い3ポイントを披露してきたヒールドには多くのチームが関心を持っているというが、これまで何度も噂されてきたロサンゼルス・レイカーズへのトレードを期待しているファンも少なくないだろう。
だが、レイカーズが少なくともこのオフシーズン中にヒールド獲得に動く可能性はないのかもしれない。
lakersnation.comによると、レイカーズはヒールドのサラリーにマッチすることができないため、オフシーズン中にトレードが実現する可能性は極めて低いという。
ヒールドの契約最終年となる来季のサラリーは1927万9841ドル。
一方、レイカーズのサラリーキャップはすでにオーバーしているため、トレードを実現させるためにはヒールドのサラリーにマッチできる選手を用意しなければならない。
また、トレードで1000万ドルのサラリーの選手を放出したとしても、最大125%のサラリー、つまり1250万ドルのサラリーの選手しか獲得できず、ヒールドのサラリーには届かない。
それだけでなく、レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスを除けば、レイカーズのロスターでトレードできるのはジャレッド・バンダービルト、マックス・クリスティ、ジェイレン・フッド・シェフィーノのみであり、彼らのサラリーは合計1010万ドルであるため、ヒールドのサラリーにマッチすることができない。
もしヒールドが現地12月15日になってもペイサーズに残っていれば、多くの選手がトレード可能となるレイカーズはヒールド獲得に動く可能性があるが、おそらくヒールドのトレードはすでに決まっているだろう。
つまり、レイカーズがトレードでヒールドを獲得できる可能性はほぼゼロと言えそうだ。
なお、レイカーズで現地12月15日と来年1月15日までトレード対象外となっている選手は以下の通りとなっている。
選手 | 期日 |
---|---|
ジャクソン・ヘイズ | 12/15 |
トレーン・プリンス | 12/15 |
キャム・レディッシュ | 12/15 |
ディアンジェロ・ラッセル | 12/15 |
ゲイブ・ビンセント | 12/15 |
八村塁 | 1/15 |
オースティン・リーブス | 1/15 |