デイミアン・リラードが2020年のバブルを振り返る「あの中で勝つのは難しかった」
ロサンゼルス・レイカーズはバブルで開催された2020年NBAプレイオフを制し、チャンピオンに輝いた。
だが、特殊な環境下で行われたこともあり、「バブルでのNBAタイトルはカウントすべきではない」といった声もある。
しかし、NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードによると、通常開催のNBAプレイオフよりバブル開催のNBAプレイオフを勝ち上がることのほうが難しかったという。
リラードは当時を振り返り、次のようにコメント。lakersdaily.comが伝えている。
(バブルで)勝つのは難しかったと思う。
なぜなら、選手たちはフレッシュな状態でプレイできたからね。
誰もがフレッシュだった。
皆があのようにバスケをしていたのは、他に何もなかったからだ。
だからこそ、あの中ですべてを勝ち取るのは難しかったと思う。
リラードによると、バブル内ではメンタルの問題を抱えてしまった選手もいたが、フィジカルは万全の状態だったという。
バブル内では遠征がなく、選手たちは移動の時間を身体のケアに使うことができた。
リラードは空いた時間を音楽制作に費やしたというが、バブルの議論は定期的に繰り返されるだろう。
レイカーズは当時がまぐれではなかったことを証明するためにも、レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス時代にもう一度NBAタイトルを勝ち取りたいところだ。