元NBA選手のラマー・オドムは、コービー・ブライアントやパウ・ガソルらと共にロサンゼルス・レイカーズで一時代を築いた偉大な選手のひとりだ。

当時のレイカーズは他のNBAチームにとって目の上のたんこぶのような存在だっただろうが、オドムにとってはライバルのセルティックスが目の上のたんこぶだったようだ。

オドムによると、ある出来事がきっかけとなり、セルティックスを嫌うようになったという。オドムのコメントをlakersnation.comが伝えている。

僕がセルティックスを嫌うようになった理由は、彼らとの最初のシリーズ（2008年のNBAファイナル）だ。

彼らは第6戦で僕たちを35点差くらいで倒した。

ファイナルに進出すれば、家族もバスに乗る。

全員がバスに乗る。

彼らは僕たちを35点差で倒した。

すると、彼らのファンは僕たちのバスを取り囲み、揺らし始めたんだ。

レイカーズにとってフランチャイズの歴史に残るほどの大敗であり、さらにセルティックスファンから取り囲まれたのだから、屈辱でしかなかっただろう。

だが、レイカーズはその後奮起し、2年後のNBAファイナルでセルティックスを第7戦の末に下し、見事リベンジを果たした。

とはいえ、オドムをはじめ当時のレイカーズの選手たちの記憶からあの屈辱的な出来事が消えることはないだろう。

なお、2007-08シーズンのレイカーズのNBAプレイオフロスターは以下の通りとなっている。

選手	キャリア
トレバー・アリーザ	3
コービー・ブライアント	11
アンドリュー・バイナム	2
ジョーダン・ファーマー	1
デレック・フィッシャー	11
パウ・ガソル	6
コービー・カール	0
DJ・エムベンガ	3
クリス・ミーム	7
アイラ・ニューブル	8
ラマー・オドム	8
ウラジミール・ラドマノビッチ	6
ロニー・トゥアリフ	2
サーシャ・ブヤチッチ	3
ルーク・ウォルトン	4