NBAキャリア2年目の昨季を飛躍のシーズンとしたオースティン・リーブスは、ロサンゼルス・レイカーズと4年5600万ドルの契約を結んだ。

リーブスにはサンアントニオ・スパーズやヒューストン・ロケッツなどキャップスペースに余裕があるNBAチームが関心を持ち、大型契約をオファーする可能性があった。

つまり、リーブスは4年5600万ドル以上の契約を勝ち取るチャンスがあったわけだが、他のNBAチームからのオファーを待たず、チームファーストの契約でレイカーズに残留。

では、なぜリーブスはチームファーストの契約に応じたのだろうか？

リーブスはスポーツジャーナリストのザック・ロウのポッドキャストに出演した際にチームファーストの契約を結んだことについて質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。

もちろん、できるだけ稼ぎたいと思っていた。

だが、前にも言ったように、チームにフィットすることと機会を得られることが重要だった。

ここロサンゼルスは僕たちが本当に求めていた場所で、本当にいたいと思える場所なんだ。

5400万ドルも稼いでおいて、怒るのは難しい。

子どももやっているスポーツを生業としていることを考えると、僕が思っていたよりはるかに大金だ。

リーブスは来季、レブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビスに次ぐ第3のオプションとして起用されると見られている。

もしリーブスがこの先も結果を残し続けることができれば、次の契約で大金を手にできる可能性は高い。

だが、リーブスは勝利だけを考え、全身全霊を捧げることだろう。