ブレイザーズはデイミアン・リラードからのトレード要求取り下げを拒否していた?
NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードは、ポートランド・トレイルブレイザーズがNBAドラフト3位でスクート・ヘンダーソンを指名した後、トレードを要求した。
リラードはマイアミ・ヒートへのトレードを望んでいたというが、ブレイザーズはヒートが提示したトレードパッケージを受け入れず、両チームの交渉は停滞。
リラードはこの時、来季もブレイザーズの一員としてプレイすることを決断しようとしていたのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、リラードは先日、親交のあるクリス・ヘインズ記者とのインタビューの中で、ゼネラルマネージャーのジョー・クローニンにトレード要求を取り下げる意思があることを伝えたところ、拒否されたことを明かしたという。
ヒートとのトレードがまとまらなかった場合、リラードはトレード要求を取り下げ、トレイルブレイザーズに復帰したいと伝えた。
7度のNBAオールスター選出を誇るリラードに対し、クローニンは「もう戻ることはできない」と伝えた。
リラードはショックを受けた。
彼はブレイザーズに戻れないことに落胆したが、「望まれない場所にはいたくない」と伝え、話し合いを終えたんだ。
リラードはブレイザーズに復帰することができなかったが、NBAを代表するスーパースターのヤニス・アンテトクンポ擁するミルウォーキー・バックスに移籍することができた。
アンテトクンポとリラードは以前から両思いだったというから、リラードはこのトレードに満足しているだろう。
一方、リラードとブレイザーズのフロントオフィスの信頼関係は完全に失われてしまったと言っても過言ではないのかもしれない。