トレード要求のジェイムス・ハーデンがメディアデーを欠席へ
元NBAオールスターポイントガードのジェイムス・ハーデンは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求している。
シクサーズはハーデンの心変わりを期待しているというが、公の場でダリル・モレーを「嘘つき」呼ばわりし、関係の完全崩壊を明かしたハーデンは、モレーがいる限りシクサーズのユニフォームを着ることはないだろう。
実際にハーデンがシクサーズの一員として表舞台に立つことはないのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ハーデンはトレードを実現させないシクサーズに抗議する意味を込め、メディアデーを欠席することを決定したという。
メディアデーを欠席した場合、シクサーズはハーデンに罰金処分を科すだろう。
なお、コロラド州立大学で行われるトレーニングキャンプにハーデンが帯同するか否かは分かっていない。
シクサーズは昨季MVPのジョエル・エンビードと共にチームを牽引できるNBAスターを獲得できない限り、ハーデンのトレードには応じないと見られている。
一方、ハーデンはロサンゼルス・クリッパーズへの移籍を望んでいるというが、クリッパーズはすでにハーデンに対する関心を失い、少なくともこのオフシーズン中にハーデン獲得に動くことはないとされている。
また、現時点でハーデンに関心を持っているNBAチームはないというから、ハーデンはベン・シモンズのような状況を強いられることになりそうだ。