レブロン・ジェイムス「このチームを約束の地に導きたい」
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは昨季、右足の腱を損傷した状態でプレイし続けた。
NBAプレイオフ・カンファレンスファイナルでデンバー・ナゲッツにスウィープされた後に現役引退を示唆したジェイムスは、まさに心身ともに憔悴しきっていたと言えるだろう。
そのジェイムスが足の状態と引退示唆のコメントについて説明した模様。ジェイムスのコメントをlakersnation.comが伝えている。
この夏は足に多くの注意をはらい、怪我する前の状態、つまり右足の腱をほぼ断裂したダラス戦の前の状態に戻すことに専念した。
だから、この夏はリハビリと回復に時間を費やした。
オフシーズン中のトレーニングではすごく良く反応している。
プレシーズンを通してどうなるか、レギュラーシーズンに向けてどうなっていくのか、その時の自分の状態を見るのが楽しみだ。
(現役続行を決断した理由は)分からない。
ただ家族と話し、自分自身と話した。
子どもたちから刺激をもらった。
ブライスとはAAUサーキットで一緒に過ごし、彼のゲームの成長を見てきた。
ブロニーがUSCに進学したことをすごく誇りに思っているし、あの出来事が起こるまでの彼の成長をすごく誇りに思っている。
彼らに刺激をもらい、自分の中にはまだエネルギーがたくさん残っていると感じたんだ。
あの瞬間(ナゲッツにスウィープされた直後)の僕はただ憔悴し、疲弊していた。
精神的にね。
メンタルが異なる場所にあった。
それがあのコメントを引き起こした。
あれがあの当時の僕の心境だったんだ。
だが、ここに戻ってきて、このチームを助けられることを嬉しく思っている。
このチームを約束の地に導きたい。
それが目標だ。
レイカーズを指揮するダービン・ハムHCは先日、ロスターに厚みが出たことにより、ジェイムスの出場時間をマネジメントしやすくなったと語った。
NBAタイトルを勝ち取るには、ジェイムスはもちろん選手全員が健康を維持することが重要だ。
特のここ2シーズンで怪我による長期離脱を強いられているジェイムスとアンソニー・デイビスが健康を維持できることを祈りたい。