フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求している元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、トレーニングキャンプ前のメディアデーを欠席した。

また、シクサーズの選手たちはコロラド州立大学でトレーニングキャンプを行うために飛行機で現地に向かったというが、ハーデンは帯同しなかったと報じられている。

だが、ハーデンは別ルートでコロラドに向かっているようだ。

hoopsrumors.comによると、ハーデンはコロラドに向かっているところであり、シクサーズのトレーニングキャンプに参加する見込みだという。

ただし、トレーニングキャンプに参加するとはいえ、トレード要求を取り下げるわけではない。

CBAの規則では、契約最終年に30日間以上仕事をしなかった場合は契約違反となり、FAになることが妨げられるため、ハーデンはそれを回避するためにトレーニングキャンプに参加すると見られている。

なお、ハーデンはロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望んでいるものの、クリッパーズはシクサーズの高い見返り要求に応じず、トレードが実現する見通しは立っていない。

ハーデンはプレシーズンとレギュラーシーズンの試合を故意に欠場するたびにサラリーの一部を没収される可能性があるというが、果たしてその問題にはどう対処するのだろうか？