ダニュエル・ハウスがドック・リバースの戦術を批判?「彼は2人にボールを支配させた」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは昨季、NBAスターのジョエル・エンビードとジェイムス・ハーデンを中心としたチームとして戦った。
シクサーズを当時指揮したドック・リバースHCはエンビードとハーデンを中心としたオフェンスを構築し、ほとんどの時間帯で彼らにボールを持たせたわけだが、ダニュエル・ハウスはそのシステムにやりにくさを感じていたのかもしれない。
ハウスはトレーニングキャンプ初日を終えた後、次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
今はよりアンセルフィッシュなバスケットボールだ。
2人の男がボールを支配することがほとんどない。
ドックは2人の男にボールを支配させた。
ニック・ナースは全員を一緒にプレイさせ、全員に互いのために仕事させる。
ヘルプが来たら、仲間にオープンショットを撃たせる。
君たちもまったく違うのが分かると思うよ。
ハウスはアウトサイドシュートに定評ある選手だが、リバースが指揮した昨季は十分な出場機会を得ることができず、3P成功率は33.6%に終わった。
だが、出場機会を与えられ、オープンショットを撃つことができれば、ヒューストン・ロケッツ時代のようなパフォーマンスを取り戻すことができるだろう。
ハウスもそのために準備し、ナースHCの下で輝きを取り戻すことを誓っているに違いない。
なお、ハウスの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 56 | 260 |
MP | 14.4 | 22.2 |
PTS | 4.8 | 7.7 |
TRB | 1.7 | 3.2 |
AST | 0.8 | 1.2 |
STL | 0.3 | 0.6 |
TO | 0.5 | 0.8 |
FG% | 47.2% (キャリアハイ) | 43.3% |
3P% | 33.6% | 36.2% |
FT% | 75.0% | 76.1% |