ジョエル・エンビードがニック・ナースHCのシステムに手応え「これが勝つためのベストな方法」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズはNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルで敗退した後、ヘッドコーチのドック・リバースを解雇した。
リバースの後任に就いたのは、トロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導いた実績を誇るニック・ナース。
ダニュエル・ハウスによると、リバースのシステムとは異なり、ナースHCのシステムはより全員を巻き込むという。
NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードも、ナースHCのシステムに手応えを感じているのかもしれない。
エンビードは「ドック・リバースとニック・ナースのオフェンスのシステムの最大の違いは何?」と質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
最大の違い?
僕は(ナースHCのシステムが)大好きだ。
僕たち全員がすごく気に入っている。
これが勝つためのベストな方法なんじゃないかな。
僕たちは常にそう信じている。
僕はただスコアラーになるという考えを一度も気に入ったことがなかったんだ。
リバースは昨季NBA得点王のエンビードによりボールを持たせ、支配力を発揮させた。
だが、エンビードは常にダブルチームなどで対処され、タフなプレイを強いられた。
その意味でも、ナースHCのシステムはエンビードにかかる負担を減らすことができるだろう。
エンビードの平均得点は下がるかもしれないが、勝利を最優先するエンビードは喜んで受け入れるに違いない。