ジェイムス・ハーデンがトレーニングキャンプに参加した理由はクリッパーズにトレードを促進させるため?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求した元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、シクサーズのトレーニングキャンプに参加している。
ハーデンがトレーニングキャンプ参加を決めたのは罰金処分を回避するためと見られているが、その他にも理由があるのかもしれない。
talkbasket.netによると、ハーデンがトレーニングキャンプ参加を決めたのは、ロサンゼルス・クリッパーズがトレード交渉に専念できるようにするためでもあるという。
クリッパーズは7月、シクサーズに対して保護されていないNBAドラフト1巡目指名権、スワップ権、ハーデンのサラリーにマッチするための資産をトレードパッケージとしてオファーしたと報じられた。
だが、シクサーズはテレンス・マンと複数のNBAドラフト1巡目指名権を要求したとされている。
クリッパーズはシクサーズの要求に応えるべく、NBAドラフト1巡目指名権を放出できるチームを探し、実際に接触しているというが、ハーデンとも連絡を取り合っているのかもしれない。
だが、現時点でトレードが実現する見通しは立っておらず、シーズン開幕まで現状が続いた場合、ハーデンがどう動くのか注目が集まるところだ。
なお、ベン・シモンズがシクサーズのトレーニングキャンプに参加しなかったとき、シモンズは最終的に約2000万ドルを失った。