フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、積極的にリクルート活動するタイプの選手ではない。

だが、エンビードはシクサーズをNBAチャンピオンに導くため、ロスター構築にも影響力を発揮していくかもしれない。

このオフシーズン中にシクサーズと契約したビッグマンのモー・バンバによると、エンビードからのリクルートがシクサーズとの契約の大きな要因になったという。

バンバはエンビードからのリクルートを振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

ジョーはおそらく僕を最もリクルートしてくれた人だった。

他の人々は「ヘイ、君が来てくれたら嬉しいよ」と言っていた。

だが、ジョーは僕がFAになった時に初めて手を差し伸べてくれたんだ。

僕はいくつかのチームを見ていたが、ジョーは思いついたかのように話をした。

もう一度その話をした時、彼はこう言ってくれたんだ。

「聞いてくれ。僕は君にどこに行くべきということを言っているわけではない。君は君のキャリアを君自身で切り拓いていかなければならないんだ。ただ、この都市に君がいてくれたら良いな」とね。

シクサーズはエンビードを筆頭に、バンバ、ポール・リード、モントレズ・ハレルと、即戦力クラスのビッグマンを豊富に擁するチームだ。

シクサーズには元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンの問題が残っているものの、エンビードはNBAスターパワーを存分に活用し、ロスター構築に積極的に関わっていくことだろう。

なお、現地8日に行われたボストン・セルティックスとのプレシーズンゲームのバンバのスタッツは以下の通りとなっている。

–	BOS
MP	16
PTS	7
TRB	6
AST	1
STL	1
BLK	0
TO	1
FG％	33.3％ （3/9）
3P％	25.0％ （1/4）
FT％	–
+/-	-7