アイザイア・トーマスがジュルー・ホリデーに背番号4番の着用を許可する
NBAオールスターポイントガードのジュルー・ホリデーは、このオフシーズン中のトレードでミルウォーキー・バックスからポートランド・トレイルブレイザーズに移籍し、さらなるトレードでボストン・セルティックスに移籍した。
バックスで背番号21番のユニフォームを着てプレイしたホリデーは、セルティックスで背番号4番のユニフォームを着てプレイすることとなったが、セルティックスではかつてアイザイア・トーマスが背番号4番のユニフォームを着ていたため、ホリデーはトーマスに許可を求めていたようだ。
larrybrownsports.comによると、ホリデーはNBAでプレイするジャスティン・ホリデーとアーロン・ホリデー、大学バスケットボールでプレイする妹のローレン・ホリデーの4兄弟を1人とみなすべく、背番号4番の着用許可をトーマスに求めたところ、トーマスは快諾したという。
トーマスはこのニュースが事実であることを認め、SNS上に次のようなコメントを投稿した。
ホリデーの家族とは2008年からすごく仲が良いんだ!
僕の仲間だ。
あのファミリーを倒してみろ(笑)
トーマスはセルティックスの一員としてプレイした時にNBAオールスターに2度選出されるなど、素晴らしいパフォーマンスを見せていた。
NBAプレイオフ中に妹が交通事故で他界したにも関わらずプレイし続け、セルティックスをカンファレンスファイナル進出に導いたトーマスは、今もセルティックスファンから愛されている。
トーマスの背番号4番はセルティックスの永久欠番ではないが、ホリデーはトーマスに敬意を表したかったのだろう。
なお、トーマスがセルティックスを離れて以降、カーセン・エドワーズ、ケラン・マーティン、ジュワン・モーガン、ノア・ボンレーが背番号4番のユニフォームを着てプレイしたため、セルティックスがトーマスの背番号4番を永久欠番にすることはないと見られている。