シクサーズのダリル・モレーがジェイムス・ハーデンとの関係修復を望む?「時が癒やしてくれるだろう」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地1日、ロサンゼルス・クリッパーズとのトレードでジェイムス・ハーデン、PJ・タッカー、フィリップ・ペトルシェフを放出した。
数ヶ月前にシクサーズにトレードを要求したハーデンにとって、待ちに待ったトレードだったと言えるだろう。
ハーデンは今季のプレイヤーオプションを行使してシクサーズにトレードを要求すると、その後アディダスのプロモーションツアーで中国を訪れた際に、シクサーズのダリル・モレーを「嘘つき」呼ばわり。
ハーデンは「彼がいる場所には絶対に行かない」などとモレーを厳しく糾弾したわけだが、モレーはハーデンとの関係修復を望んでいるのかもしれない。
モレーはハーデンをトレードで放出した後、ハーデンとの関係について質問されると、次のように答えたという。hoopshype.comが伝えている。
時が癒してくれるだろう。
彼はトレードを望んでいた。
我々は彼の希望に従った。
正直言うと、彼は僕には考えられないようなやり方で対処することを選んだと思う。
彼も我々に対して同じように感じているかもしれないね。
彼は我々がもっと早く行動に移すべきだったと考えているかもしれない。
聞いてくれ。
彼は素晴らしい選手だ。
クリッパーズのために素晴らしい働きをするだろう。
PJも同様だ。
彼らがウェストにいて良かったよ。
モレーとハーダンの関係修復には相当な時間がかかるだろう。
もしハーデンがクリッパーズをNBAチャンピオンに導くことができれば、ハーデンのモレーに対する怒りは解消されるかもしれないが、モレーとハーデンは今回の件により評判を落としてしまった。
「シクサーズはモレーを解雇すべき」との声もある中、今回のトレードで獲得した資産を活用し、NBAスター獲得を狙うと見られているシクサーズの今後の動きに注目したいところだ。