クリッパーズデビューを控えるジェイムス・ハーデン「チームとして良くならなければならない」
今月初旬のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからロサンゼルス・クリッパーズに移籍したNBAスターのジェイムス・ハーデンが、現地6日のシカゴ・ブルズ戦でクリッパーズデビューを果たす。
ハーデンはNBA屈指のプレイメイカーであると同時にボールを支配するタイプの選手であるため、クリッパーズのボールムーブメントが失われてしまうと懸念しているファンも少なくないだろう。
だが、少なくともハーデンは犠牲になる決意を持っているようだ。
ハーデンはクリッパーズデビューを明日に控え、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
まず第一に、チームとして良くならなければならない。
それと、君たちも知っての通り、怪我と健康面にも配慮しなければならない。
つまり、それらがすべてであり、一部でもある。
もしそれらができたら、僕たちにはポストシーズンで良いチャンスがあるだろう。
NBAを代表するスーパースターのケビン・デュラント、カイリー・アービング、ハーデンが結集した当時のブルックリン・ネッツには、NBAタイトル獲得の期待がかかっていた。
だが、彼らは怪我の問題に苦しめられ、成功を収めることができなかった。
だからこそ、ハーデンは健康を維持することの重要性を理解しているのかもしれない。
また、ハーデンが犠牲になることを理解している点も、クリッパーズにとってポジティブなことと言えるだろう。
果たしてNBAスターを4人擁するクリッパーズは健康を維持し、NBAプレイオフで良いチャンスをものにすることができるだろうか?