ジェレミー・ソーハンがポイントガードのポジションについて「やりたくないと思う瞬間もある」
昨季パワーフォワードのポジションでプレイしたサンアントニオ・スパーズのジェレミー・ソーハンは今季、ポイントガードのポジションにコンバートした。
現時点でうまくいっているとは言い難いが、名将グレッグ・ポポビッチHCはソーハンを信頼し、ポイントガードとして起用し続ける見込みだ。
では、新たなポジションを任されることになったソーハンはどう感じているのだろうか?
ソーハンは先日、ポイントガードのポジションについて質問されると、次のように答えたという。ESPNが伝えている。
「ああ、(ポイントガードを)やりたくない」と思う瞬間もある。
正直言うとね。
自信がない瞬間もある。
だが、自信がある瞬間もあるし、ただ取り組むだけさ。
コーチ陣や選手たちが信じてくれていることが助けになっているんだ。
ポポビッチHCによると、ソーハンにはクリス・ポールやジョン・ストックトンのようなトラディッショナルなポイントガードになるのではなく、彼の道を歩んでほしいという。
彼にクリス・ポールのようなプレイはできないし、ジョン・ストックトンのようなプレイもできない。
彼はジェレミーにならなければならない。
現地18日にスパーズと対戦スたメンフィス・グリズリーズのテイラー・ジェンキンスHCによると、グリズリーズは昨年のNBAドラフト前からソーハンを調査し、「プレイメイクのスキルを併せ持つ万能型の選手」と評価していたという。
今年のNBAドラフト1位指名でビクター・ウェンバンヤマを獲得したスパーズは、今季を王朝再興に向けた第一歩にすると見られている。
サイズがあるソーハンがポイントガードとして実績を残せるようになれば、スパーズは王朝再興に近づくに違いない。
なお、ソーハンの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | 2023-24 |
---|---|---|
G | 56 | 13 |
MP | 26.0 | 28.7 |
PTS | 11.0 | 10.6 |
TRB | 5.3 | 5.4 |
AST | 2.5 | 4.5 |
STL | 0.8 | 1.0 |
TO | 1.7 | 2.5 |
FG% | 45.3% | 44.7% |
3P% | 24.6% | 41.7% |
FT% | 69.8% | 72.0% |