クリス・ポール「言いたいことを伝えるためにテクニカルファウルを使うな」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのクリス・ポールは現地22日に行われたフェニックス・サンズとの凱旋試合でテクニカルファウルを立て続けにコールされ、退場を余儀なくされた。
この日主審を務めたのは、ポールと因縁のあるスコット・フォスター。
フォスターはポールがファウルコールに関して不満を言い続けると、連続してテクニカルファウルをコールした。
ポールは試合後、フォスターがテクニカルファウルを立て続けにコールしたことについて質問されると、次のように答えたという。ESPNが伝えている。
(フォスターとの関係は)個人的な問題だ。
僕たちは数年前にも同じような状況になった。
それも個人的な問題だった。
リーグも知っている。
誰もが知っていることだ。
ミーティングもあった。
レフェリーは何を言っても構わない。
だが、言いたいことを伝えるためにテクニカルファウルを使うな。
チームメイトたちのためにコートにとどまらなければならなかった。
だが、そういうことだ。
おそらく近いうちに第7戦で(フォスターに)会うだろうね。
ポールとフォスターの間には古くから因縁があり、ポールはフォスターが主審を務めたNBAプレイオフゲームで通算3勝17敗と大きく負け越しているという。
ポールにとってフォスターはまさしく天敵と言っても過言ではないだろう。
ポールとフォスターの関係悪化はポールがロサンゼルス・クリッパーズに在籍していた時、ポールの息子とフォスターがトラブルを起こしたことがきっかけとされている。
それがポール、ポールの息子、当時クリッパーズを指揮していたドック・リバース、そしてフォスターとの話し合いにつながったというが、ポールはこの問題の詳細については明かしていない。
なお、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCは、ポールに対する2度のテクニカルファウルについて次のように言及した。
クリスは退場に値しなかったと思う。
最初のテクニカルファウル?
それは値する。
だが、2度目のテクニカルファウルは必要なかったと思う。
誰もが不満を持っていた。
だが、オフィシャル次第だ。