ジュリアス・ランドルがゲームボールを奪った理由とは?「確保しなければならなかった」
ニューヨーク・ニックスのNBAオールスターフォワード、ジュリアス・ランドルは、先日行われたフェニックス・サンズ戦終了直後にチームメイトのライアン・アーチディアコノが持っていたゲームボールを奪い、天に掲げた。
ランドルはその後、50得点、6リバウンド、9アシスト、5スティールと歴史的な夜を過ごしたジェイレン・ブランソンを称えるためにゲームボールを手渡したわけだが、ランドルはなぜわざわざチームメイトのアーチディアコノからボールを奪ったのだろうか?
ランドルによると、サンズの選手にゲームボールを奪われるかもしれないと考えていたという。ランドルのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
正直に話すと、僕はこれまで(ゲームボールを奪われることを)心配したことが一度もなかった。
だが、今は違う。
ライアンがゲームボールを持っていたとしても、信じることができない。
彼ら(サンズ)は彼がボールを持っているのを見て、「奪えるぞ」と考えるかもしれないからね。
だから、ゲームボールを確保しなければならなかったんだ。
先日行われたインディアナ・ペイサーズ対ミルウォーキー・バックス戦で、ゲームボールを巡ってひと悶着あった。
ランドルはそれを見て、「ゲームボールを確保しなければならない」と感じたのだろう。
だが、サンズにとって記録的な夜ではなく、むしろ屈辱的な夜であり、アーチディアコノからゲームボールを奪う理由はなかった。
ヤニス・アンテトクンポの件を受け、ゲームボールに関する話題はしばらく続くことになりそうだ。