シカゴ・ブルズは今年のFA市場でポイントガードのジェボン・カーターとフォワードのトーリー・クレイグを獲得した。

彼らを獲得したのは、来季も全休する見込みであるロンゾ・ボールの穴を埋めるためだったのかもしれない。

ブルズのバスケットボールオペレーション部門副代表を務めるアルトゥラス・カルニソバスはこのオフの補強について質問されると、次のように答えたという。NBC Sports Chicagoが伝えている。

残念ながら、ゾーは全休するだろう。

彼はボールをプッシュし、テンポをプッシュする選手であり、3ポイントもある。

だから、我々はこのオフシーズン中にそこに対処しようとした。

我々はタフネスとシューティング、エネルギーとモーターがある男たちを加えたんじゃないかな。

昨季の我々はオールスターゲーム後に14勝9敗を記録した。

良いチーム相手に非常に好成績を残したと思う。

我々には一貫性が必要だった。

シカゴでは、どのゲームでもタフにプレイすることが求められる。

そういったタイプの選手を連れてきた。

ディフェンスがあり、高いエネルギーとモーターを持ってプレイする男を数人加えたということだ。

昨季の成績とこのオフの補強を踏まえると、ブルズに対する期待値は決して高くない。

だが、デマー・デローザン、ザック・ラビーン、ニコラ・ブーチェビッチ擁するブルズは来季をリベンジのシーズンとすべく、闘争心を持って戦うことだろう。

なお、昨季のカーターとクレイグのスタッツは以下の通りとなっている。

–	J・カーター	T・クレイグ
G	81	79
MP	22.3	24.7
PTS	8.0 （キャリアハイ）	7.4 （キャリアハイ）
TRB	2.5 （キャリアハイ）	5.4 （キャリアハイ）
AST	2.4 （キャリアハイ）	1.5 （キャリアハイ）
STL	0.8 （キャリアハイタイ）	0.6 （キャリアハイタイ）
TO	1.0	0.9
FG％	42.3％ （キャリアハイ）	45.6％
3P％	42.1％	39.5％ （キャリアハイ）
FT％	81.6％	71.1％