サンズファンからブーイングされたルカ・ドンチッチ「シュートを決めると静かになる」
現地25日に行われたダラス・マーベリックスとフェニックス・サンズのクリスマスゲームは、アウェイのマブスが勝利した。
この日はNBAオールスターガードのルカ・ドンチッチが8本の3ポイントを含む50得点、6リバウンド、15アシスト、4スティール、3ブロックショットと大暴れ。
ドンチッチが試合を支配することができたのは、サンズファンのブーイングをモチベーションにしたからだったのかもしれない。
ドンチッチはサンズファンからのブーイングについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
素晴らしい。
僕はこの環境でプレイするのが大好きだ。
特にアウェイは楽しい。
ショットを決めると、アリーナ中が静かになる。
世界で最高の気分さ。
ドンチッチはダブルチームを仕掛けられるとチームメイトたちのスコアリングをお膳立てし、ダブルチームが来なければ自らスコアリングを重ねるなど、完全にゲームを支配した。
マブスとサンズの間には激しいライバル関係があるだけに、ドンチッチにとって会心のパフォーマンスだったと言えるだろう。
なお、現役NBA選手の中でキャリア通算1万得点に到達したのは、ドンチッチ(358試合)が最速。
NBAの歴史ではウィルト・チェンバレンの236試合、マイケル・ジョーダンの303試合、エルジン・ベイラーの315試合、カリーム・アブドゥル・ジャバーの319試合、オスカー・ロバートソンの334試合、ジョージ・ガービンの355試合に次ぐ偉業となった。
まだ24歳と若いドンチッチはこれからもブーイングをモチベーションのひとつにし、多くの偉業を達成するに違いない。
なお、サンズ戦のドンチッチのスタッツは以下の通りとなっている。
– | PHX |
---|---|
MP | 43:31 |
PTS | 50 |
TRB | 6 |
AST | 15 |
STL | 4 |
BLK | 3 |
TO | 4 |
FG% | 60.0% (15/25) |
3P% | 50.0% (8/16) |
FT% | 100% (12/12) |
+/- | +16 |