ビクター・ウェンバンヤマが出場時間制限に「イライラする」
サンアントニオ・スパーズのNBAドラフト1位選手、ビクター・ウェンバンヤマは、出場時間制限がかかった中でプレイしている。
足首に問題を抱えているためだ。
スパーズの名将グレッグ・ポポビッチHCによると、足首に問題がないことが確認できるまで出場時間を24分程度に抑えるというが、ウェンバンヤマはそれに不満を感じているようだ。
ウェンバンヤマはメンフィス・グリズリーズに敗れた後、出場時間制限について次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
もちろんプレイしたい。
イライラする。
だが、たとえイライラしたとしても、スタッフの指示を聞くのが懸命な判断だ。
僕は試合中にこう思っていた。
「コーチ、僕はもう25分プレイしている。あと2分いさせてくれ」とね。
(出場時間制限は)理解できる。
だが、今は辛い。
ウェンバンヤマのNBAキャリアはこの先長く続く。
スパーズは今季を王朝構築に向けた基盤固めのシーズンと位置づけているため、NBA史上最も偉大な選手になる可能性を秘めたウェンバンヤマに無理をさせることはないだろう。
つまり、ウェンバンヤマの辛い時間はもう少し続くことになりそうだ。
なお、ポポビッチHCはグリズリーズ戦を終えた後に「ウェンバンヤマの出場時間制限はもうすぐ解除される?」と質問されると、次のように答えた。
一定の時間が経過したら、さらなる検査を受けさせる予定だ。
出場時間を増やすかどうかは、その結果によって決まる。
毎晩同じ出場時間だ。
今夜は1分多かったと思う。
24分くらいに抑えるつもりだ。