ジェイレン・ブラウンが受賞条件の65試合出場について「少し厳しすぎるかも」
NBAは今季からMVPなどの賞にレギュラーシーズン65試合以上出場という受賞条件を設けた。
NBAファンからすれば、スター選手たちが試合に出場する可能性が高まるのだから歓迎されるべきことだろう。
一方、インディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートンなど受賞条件に不満を感じている選手も少なくない。
そんな中、ボストン・セルティックスのNBAオールスターフォワード、ジェイレン・ブラウンが、妥協案を提案した模様。
ブラウンによると、受賞条件をレギュラーシーズン58試合出場にするほうが好ましいという。ブラウンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
どの賞を受賞するにしても、シーズンの大半の試合に出場しなければならない。
正直言うと、厳しいと思う。
シーズン半分だけプレイしてMVPを獲得した選手もいるが、それについては僕はあまり好きではない。
ただ、65試合は少し厳しすぎるかもしれないね。
58試合かそれくらいに減らしたらと思う。
65試合は少し厳しい。
だが、賞を獲得するためには間違いなく多くの試合に出場しなければならないんじゃないかな。
NBAコミッショナーのアダム・シルバーは先日、レギュラーシーズン65試合出場の条件について選手たちからさまざまな声があがっていることを認識しているとしつつも、現時点では選手の出場試合数が増え、負傷する選手が減少していることを明かした。
シルバーによると、少なくとも1年間は運用したうえで改善点を検討するというが、いずれにせよシーズン後半戦は受賞する可能性がある選手たちの出場状況に注目が集まることになりそうだ。
なお、ブラウンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 50 | 520 |
MP | 33.4 | 30.1 |
PTS | 22.0 | 18.3 |
TRB | 5.5 | 5.2 |
AST | 3.7 (キャリアハイ) | 2.4 |
STL | 1.1 | 1.0 |
TO | 2.5 | 2.1 |
FG% | 49.2% (キャリアハイ) | 47.8% |
3P% | 34.2% | 36.3% |
FT% | 71.8% | 72.2% |