アンソニー・デイビスがサンズ戦を振り返る「皆でリバウンドを奪わなければならない」

今季のロサンゼルス・レイカーズは、リバウンドを大きな課題のひとつとしている。
NBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー候補に挙がっているアンソニー・デイビスは堅実にリバウンドを奪っているものの、その他の選手についてはリバウンドとボックスアウトに対する意識が欠けていると言えるだろう。
それが最も顕著になったのが、先日のフェニックス・サンズ戦だ。
この日14リバウンドを記録したデイビスによると、全員がリバウンド争いに加わらなければならないという。デイビスのコメントをlakersnation.comが伝えている。
僕は(ユスフ・)ナーキッチを押し出すという自分の仕事をした。
だが、ロングリバウンドや僕の頭上を越えるケースが多かった。
彼は明らかに外側にポジションニングしていた。
しかし、僕たちのガードとフォワードはリバウンドを奪うために戻ってこなければならない。
ただ、僕はもっと良い仕事をしなければならなかった。
彼の身体は大きい。
だから、1on1でディフェンシブリバウンドを奪うのは簡単ではない。
その他の選手にも何本か奪われた。
僕たちはその点においてもっと良い仕事をしなければならない。
彼ら(サンズ)はうまくやり、そのうちの何本をキックアウトし、3ポイントに繋げてきた。
それが痛かった。
だが、彼(ナーキッチ)のや仕事はリバウンドを奪い、ポゼッションの回数を増やすことだ。
彼らはその点において良い仕事をしたんじゃないかな。
また、デイビスは第1Qで45失点を喫したことについて、次のように語った。
序盤はショットミスがあったし、トランジションでも何度か問題があったと思う。
ディフェンス面ではミスコミュニケーションがあっただけだ。
早い段階でファウルし、相手にフリースローを与えてしまった。
エネルギーに問題があったとは思わない。
おそらく何よりもミスコミュニケーションが問題だったと思う。
レイカーズにはリバウンドを奪える選手が揃っているものの、クリスチャン・ウッドとジャレッド・バンダービルトが怪我により離脱している。
つまり、その他の選手がカバーしなければならないわけだが、果たしてレイカーズはリバウンドの問題を解決することができるのだろうか?
なお、今季の平均リバウンドのチームランキングは以下の通りとなっている。
| 順 | チーム | 平均リバウンド |
|---|---|---|
| 1 | ボストン・セルティックス | 46.9 |
| 2 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 46.7 |
| 3 | ユタ・ジャズ | 46.6 |
| 4 | ヒューストン・ロケッツ | 45.9 |
| 5 | ニューヨーク・ニックス | 45.7 |
| 6 | アトランタ・ホークス | 45.1 |
| 7 | クリーブランド・キャバリアーズ | 44.8 |
| 8 | ブルックリン・ネッツ | 44.6 |
| 9 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 44.4 |
| 10 | デンバー・ナゲッツ | 44.4 |
| 11 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 44.1 |
| 12 | ミルウォーキー・バックス | 44.1 |
| 13 | トロント・ラプターズ | 43.7 |
| 14 | フェニックス・サンズ | 43.6 |
| 15 | シカゴ・ブルズ | 43.6 |
| 16 | デトロイト・ピストンズ | 43.5 |
| 17 | サンアントニオ・スパーズ | 43.3 |
| 18 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 43.2 |
| 19 | サクラメント・キングス | 43.2 |
| 20 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 43.0 |
| 21 | オーランド・マジック | 42.9 |
| 22 | ロサンゼルス・レイカーズ | 42.6 |
| 23 | マイアミ・ヒート | 42.2 |
| 24 | ダラス・マーベリックス | 42.1 |
| 25 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 41.7 |
| 26 | メンフィス・グリズリーズ | 41.6 |
| 27 | オクラホマシティ・サンダー | 41.5 |
| 28 | シャーロット・ホーネッツ | 41.2 |
| 29 | インディアナ・ペイサーズ | 40.8 |
| 30 | ワシントン・ウィザーズ | 40.8 |


