ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは今季、プレイメイカーとしての評価を高めている。

今季のアンテトクンポはNBAキャリアベストとなる平均6.3アシストを記録するなど、よりオールラウンドで、より効率的な選手になったわけだが、アンテトクンポ本人は今に始まったことではないと感じている模様。

アンテトクンポによると、人々が彼にプレイメイクの能力があることを知らなかっただけだという。アンテトクンポのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。

今季の僕はより積極的なパサーになった。

なぜなら、ものすごく優れたチームメイトたちが揃っているからね。

ただ、僕はいつでもパスできると思う。

このリーグに来た時、僕はパスできないと考えられていた。

テレビで中継されることがほとんどなく、多くの人々がミルウォーキーを見ていなかった。

だから、僕がパスするのをいま見ている人々は、「彼はパスできるんだ！」と思っているだろうね。

僕はずっとパスしてきた。

僕はミルウォーキーの歴代アシストリーダーだ。

もちろん僕にはパスもあるよ。

今季のバックスは安定しない戦いが続いているが、ここ最近はギアを上げつつあり、現在5連勝中と絶好調だ。

順位もイースタン・カンファレンス2位に上げ、NBAタイトル奪還に向けて走り始めたバックス。

デイミアン・リラードなど心強い仲間たちを持つアンテトクンポは、これからもオールラウンダーとしてバックスを勝利に導くことだろう。

なお、アンテトクンポの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	59	778
MP	34.9	32.7
PTS	30.8	23.3
TRB	11.3	9.7
AST	6.3 （キャリアハイ）	4.8
STL	1.3	1.1
BLK	1.0	1.2
TO	3.4	3.0
FG％	61.9％ （キャリアハイ）	54.4％
3P％	30.1％	28.8％
FT％	66.1％	70.3％