アンソニー・デイビス「僕がずっとニコラ・ヨキッチにマッチアップしても構わない」
ロサンゼルス・レイカーズを指揮するダービン・ハムHCは、デンバー・ナゲッツとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦で八村塁をニコラ・ヨキッチにマッチアップさせた。
昨季のカンファレンスファイナルでも採用した戦略であり、昨季は一定の成績を収めたものの、すでに対策されている感は否めない。
幸いにも前半はナゲッツのアウトサイドシュートが不調だったためリードを奪うことができたが、ヨキッチにアンソニー・デイビスをマッチアップさせるべきという声も少なくない。
では、デイビスはレイカーズのディフェンス戦略をどう見ているのだろうか?
デイビスはナゲッツに敗れた後、ヨキッチに対するディフェンスについて質問されると、次のように答えたという。lakersnation.comが伝えている。
僕が彼にマッチアップするのが少し遅かったと思うんだ。
それまではルイが彼に対して良い仕事をしてくれた。
フィジカルに当たり、できるだけ外でボールを持たせ、トップからタフショットを撃たせた。
だが、先ほども話したように、映像で確認して調整するつもりだ。
ルイを助けることができているか、スコアリングされている時に彼をひとりにしてしまっていないか、そういったことを確認するつもりだ。
そのうえで第2戦に向けて調整する。
もし僕が試合を通して彼にマッチアップするなら、それで構わない。
ただ、今夜のゲームプランはそれだったんだ。
デイビスはNBA屈指のインサイドディフェンダーだ。
ヨキッチと比べるとサイズ面で劣るものの、タフなプレイを強いることはできるだろう。
第1戦でナゲッツにオフェンシブリバウンドを15本奪われ、セカンドチャンスポイントを18点許したレイカーズは、果たしてどのような戦略で第2戦を戦うのだろうか?
なお、シリーズ第1戦のヨキッチとデイビスのスタッツは以下の通りとなっている。
– | N・ヨキッチ | A・デイビス |
---|---|---|
MP | 39 | 44 |
PTS | 32 | 32 |
TRB | 12 | 14 |
AST | 7 | 5 |
STL | 2 | 0 |
BLK | 0 | 4 |
TO | 0 | 2 |
FG% | 66.2% (15/23) | 52.2% (12/23) |
3P% | 33.3% (1/3) | 0% (0/4) |
FT% | 50.0% (1/2) | 88.9% (8/9) |
+/- | +14 | -12 |